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探訪記

富山旅行記です。

越中富山 市内を巡る(2010年10月):1日目

成政さんに会いたくなって、数年(10年?)ぶりに富山へ行ってきました。
丁度、郷土博物館リニューアル5周年記念の特別展「秀吉 越中出陣」の開催中ともあって、速攻旅行を計画。
日にち限定で展示物の解説もしていただけるとのことだったので、それに合わせることにしました。

【1日目】

富山市内に到着して、まずは挨拶がわりに富山城周辺をウロウロしながら、写真撮影。
富山城内が郷土博物館になっているのですが、説明会は2日目なので、この日は入場はせず我慢です。

その後、富山名物のブラックラーメン(今回の旅で初めて知った!)を食べ、呉羽山に位置する民族民芸村へ行くことに。ちなみに民族民芸村は陶芸や考古学、薬、民芸など様々な資料館が集まる場所です。
富山駅前のcicビルでパンフレットとハンコをもらうと、ミュージアムバスに乗って無料で行けるようになっていました。ただ、本数は1時間に1本なので、計画的な行動が求められます。

バスに揺られ約12〜13分。民族民芸村のバス停へ到着。
丘陵の上に見える建物は陶芸館です。

陶芸館の隣は考古資料館ですが、その前にあるのが、佐々成政が秀吉に降伏する際に頭を剃ったといわれる「佐々成政剃髪址」。

佐々攻めを行う秀吉の大軍の中には、成政が主君と仰ぐ織田信雄もいました。かつて秀吉と対立するきっかけとなった人物です。
降伏を決めた時点で気持ちの整理も着いていたかもしれませんが、どんな思いで頭を剃ったのか考えると切なくなります。
でも、こうして剃髪の跡地に碑が建てられたこと自体すごいと思いますし、いかに彼が越中人に慕われていたのか改めて知ることができたような気がしました。
ちなみに考古資料館でも、年表に「佐々成政 富山城主となる」と記載されていて、土地にその名が息づいていることを感じ、感動しました。

再びバスで民族民芸村を後にし、休憩をとるべく一路ホテルへ。今回のお宿はANAクラウンプラザです。
お部屋はさほど広くはありませんが、綺麗で清潔、何より富山城の目の前という(私にとっては)最高のロケーション!
アロマやテンピュール枕の貸し出しもしてくれる、なかなか素敵なホテルでした。

あとはこれまた特別展の「城と都市−遺跡から見る戦国と江戸−」を佐藤記念美術館で見て、1日目を終えたわけなのですが、おまけがあります。
一瞬目を疑ったピンク富山城! です。
ちなみにこれは乳がん撲滅のピンクリボン運動のひとつで、東京タワーもピンクになったことがあります。
けど、まさか富山城が・・・と驚きは隠せませんでした。


1日目|2日目


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