佐々成政について 生涯 逸話 関連資料など

探訪記

富山旅行記です。

越中富山 佐々成政特別展と薬の旅(2013年10月):1日目

富山市郷土博物館で開催中の「特別展 戦国越中の覇者 佐々成政」展を見に行ってきました。
3年ぶりの富山訪問です。
佐々成政直筆と見られる恋の和歌などとても興味深い内容になっていました。
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富山城

ホテルに荷物を預けて、まずは富山城へご挨拶。
実際に入場するのは2日目を予定していましたが、天気が怪しかったので、先にのんびり城址公園をお散歩です。
富山城外観
富山城外観

富山城の傍らには佐々成政が詠んだとされる和歌の碑が。
「何事もかはりはてたる世の中に 知らでや雪の白くふるらん」
何だか切なくなるのは私だけでしょうか。
成政和歌の碑

江戸時代に創建された千歳御殿の正門、千歳御門。
富山城千歳御門

春々堂(ちゅんちゅんどう)

薬の広貫堂が経営する薬膳カフェで腹ごなし。
注文したのはずばり「薬膳カレー」です。
正直、想像以上の美味しさでした。心配だった薬膳臭さはなく、ルーは辛めで普通のカレーとしても美味。ナツメやクコの身も入って、彩りを添えています。
オープンな店内はひとりでも入りやすく、店員さんもフレンドリーで、一人旅でも安心して利用できました。

池田屋安兵衛商店

お昼を食べて向かったのは、反魂丹でおなじみの「池田屋安兵衛商店」。
2階のレストラン、薬都で薬草アイスをいただきました。
欲張って3種盛りです。よもぎ、ウコンと竜眼、それに黒豆をチョイス。
どれも美味しかったけれど、黒豆はチョイスミスだったかも・・・。というのは、あまり豆類が好きじゃないんです、私。
黒豆アイスは食感がまめまめしすぎて、ニガテなわたしには、やっぱり苦手という結果に終わりました。
でも、なんだか元気にはなりましたよ!
池田屋安兵衛商店

広貫堂資料館

次にお邪魔したのは、「広貫堂資料館」。売薬商人さんがお出迎えしてくれました。
広貫堂資料館

これは越中売薬のきっかけとなった江戸城での出来事をあらわしたジオラマ。
腹痛に苦しむ大名に前田正甫公が薬(反魂丹)を渡すと、たちどころに腹痛が治まったそうです。それを見た諸大名が自分の領内でも薬を売ってほしいと頼んだのが越中売薬の始まりと言われています。
広貫堂資料館ジオラマ

他に反魂丹役所(今の厚生労働省みたいなもの)の看板や、生薬サンプル、昔の薬のパッケージなども展示されていて興味深かったです。

1日目|2日目


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